地球環境学科の進路指導と卒業後の進路の特色
2020年度の地球環境学科の進路状況について
2020年度卒業生の就職活動は、新型コロナウィルス感染拡大に伴う採用日程延期・オンライン面接などの選考形式の変更など、従来とは大きく異なる対応が求められ、それ以前の卒業生と比べても、負担や不安が大きかったものと考えられます。
新型コロナウィルス感染拡大以前の2020年2月までは、最近数か年間の売り手市場の様相が続き、若手人材の確保に積極的な企業による採用活動が非常に活発でした。2020年4月末時点の内定率は19.4%で2019年4月末時点の16.9%よりも高い数値となったのは、夏季インターンシップ参加者や冬季1dayインターンシップ参加者を主な対象とした選考日程が早期化し、感染拡大の影響が出る前に内々定が決定したケースが増えたことが影響していると見られます。
2020年4月7日から5月7日にかけて、新型コロナウィルス感染拡大を受けて初の緊急事態宣言が発出され、首都圏・関西圏を中心に企業側の採用活動の中止・延期が相次ぎました。しかし、地球環境学科の主な進路である建設コンサルタント業や建設業をはじめとする業界で、若手人材に対する高いニーズが継続していることを受け、緊急事態宣言解除後は採用活動が再び活発となりました。その結果、2020年9月末時点で昨年度を上回る内定率で推移し、2020年11月末時点で内定率90%を超えました。最終的な内定率は %となり、年度全体で見ると、新型コロナウィルス感染拡大による影響は採用日程に多少の影響が出た程度で進路そのものへの影響は少なかったものと考えられます。
地球環境学科の学びに関連する様々な業界について
地球環境学科の専門分野の学びは様々な業界で応用することが可能です。ここでは、特に関連が深い業界について、いくつか紹介していきます。
学科独自の進路指導に関する取り組み